しとしとぴっちゃんしとぴっちゃん [対話]
レフィアード
「最近雨ばっかりよねぇ・・・」
リヴォル
「そうだね・・・」
リューケン
「もう梅雨明けてからの方が雨が多いんじゃないか?」
アティーシャ
「・・・ってぇ、ことは・・・」
アティーシャ
「まだ梅雨は明けてないんじゃないかな?」
レフィアード
「明けてるけど?」
アティーシャ
「そんなバカな!」
レフィアード
「いやバカも何も実際そうだしねぇ?」
アティーシャ
「で、でも!雨が多いんだよ!?」
アティーシャ
「これが梅雨じゃなかったら一体何なのさ!?」
レフィアード
「そ、そんなこと私に聞かれても・・・」
リヴォル
「梅雨か・・・。確か気圧配置が関係していたはずだけど・・・」
アティーシャ
「気圧を・・・配置・・・?」
アティーシャ
「ハッ!?風使いの仕業か!?」
レフィアード
「その発想が出てくるのもすごいわね・・・」
リューケン
「ま・・・梅雨も季節のひとつ、ってことでいいだろう」
リューケン
「春から梅雨、そして夏、秋だ。そして今は秋」
アティーシャ
「そっか・・・。もう梅雨の時代は終わったんだね・・・」
アティーシャ
「あ、ところで話は変わるんだけどさ」
リューケン
「なんだ?」
アティーシャ
「梅雨って別にすっぱくないよね?」
リヴォル
「え?あ・・・うん・・・?」
レフィアード
「・・・前にもこの話しなかったっけ?」
レフィアード
「・・・まぁいいわ。結論から言うけど、酸っぱくはないわね」
アティーシャ
「なんでさ!梅の雨だよ!?」
レフィアード
「なら、逆に聞きましょう」
レフィアード
「甘雨は甘いのかしら!?」
アティーシャ
「ウグッ!」
アティーシャ
「甘雨って何?」
リューケン
「分からないでリアクションしたんだな・・・」
レフィアード
「『甘雨(かんう):草木を潤す雨』だそうよ」
レフィアード
「ジョウロの水も草木にとっちゃ甘雨ってわけね」
アティーシャ
「な、なんだってぇ!?」
リヴォル
「どうだろう・・・」
レフィアード
「アンタはジョウロは甘いって言うの!?」
レフィアード
「さ、砂糖を入れれば・・・!!」
レフィアード
「ダメよ。そんなのもうジョウロ雨じゃないじゃない」
リューケン
「・・・ジョウロ雨って何だ?」
レフィアード
「さぁ!ジョウロの水は甘いの!?酸っぱいの!?」
アティーシャ
「ぐ、ぐぬぬぬ・・・ッ!」
アティーシャ
「・・・くやしいけど、認めるよ。ボクの負けだ」
レフィアード
「フン、私に勝とうなんて100年早いのよ」
リヴォル
「いつから勝負になってたんだろう・・・?」
リューケン
「というか、質問には何も答えてないよな?」
レフィアード
「あら、別にいいじゃない。本人は納得してるんだし」
アティーシャ
「完敗だった・・・」
リューケン
「・・・ま、それもそうか」
タグ:日常編
2016-10-08 15:41
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0