小さなことからコツコツと [対話]
リビィ
「ぺっとしすてむが、りにゅーある、しました。」
ミエニア
「・・・えと、どこから触れようかな?」
ジルディアス
「今更だな。」
ストイフ
「なんでカタコトなんだ?」
ミエニア
「全部先に言われた!」
リビィ
「・・・いっぺんに聞かれても困る。」
ストイフ
「ん?ああ、すまんすまん。」
ストイフ
「・・・さて!そんな訳でペットシステムがリニューアルしたようだな!」
ストイフ
「何故今更かと聞かれれば最近やってなかったんだ、仕方ない。」
ミエニア
「話し手変わったよ!?」
ストイフ
「さて、そんな訳でリニューアルした画面がこいつだ。」
ジルディアス
「カタコトの件は流れたようだな。」
ミエニア
「気にならないの?」
ジルディアス
「俺はもう諦めたからな。それに、どうせ意味なんかないだろ。」
リビィ
「使用するポーション、タイミングを細かく指定できるようになりました。」
ストイフ
「同時に6匹まで連れて歩けるようになったな!だからなんだ!」
ミエニア
「だからなんだ!?」
ジルディアス
「6匹連れ歩けると言っても、能力補正が効くのは最初の1匹だけか。」
ストイフ
「なー?要らないよなー?」
ミエニア
「エンジェルエッグをたくさん育てれば一気に強くなれるかと思ったけど・・・そんなにうまくはいかないんだね。」
ストイフ
「・・・って考えるやつがいるからだろうな、この仕様。」
ジルディアス
「ああ。だろうな。」
ミエニア
「わ、私のせいじゃないよ!?」
ストイフ
「んなこた分かってるよ。」
ミエニア
「あれ?そういえばこれってリヴォルさんだね。ということは・・・。」
ジルディアス
「向こうのやつらの話だな。」
ミエニア
「前に“お金ないから狩りできない”とか言ってなかったっけ?」
ストイフ
「ああ。あいつらは俺で散財する前からぽつぽつ稼働してたみたいだな。」
リビィ
「さて!そんな訳で現場のリヴォルさんと中継がつながっております!」
ミエニア
「唐突だね。」
ストイフ
「はーい!現場のリヴォルさーん?」
ミエニア
「あ、立った。」
ジルディアス
「立ち上がったな。」
ミエニア
「えーと・・・何にも聞こえないようだけど・・・。」
ストイフ
「おかしいな・・・ちょっと待ってろ。」
リビィ
「それでは場をつなぐためミエニアさんが今からおもしろいこと言います。」
ミエニア
「無茶ブリにもほどがあるよ!?」
ジルディアス
「ま、こっちまで黙ってる訳にもいかないからな。」
リビィ
「さあ!さあ!」
ミエニア
「う・・・ぐ・・・!」
ミエニア
「と、となりの家にかこいができたってね~。」
リビィ
「5点。」
ミエニア
「まだ言い終わってないのに!」
ミエニア
「これでも私なりに頑張ったのに・・・。」
ジルディアス
「いくら頑張ろうと結果がついてこなければな。」
ミエニア
「みんなして!」
ミエニア
「・・・いいもん。どうせ、私なんか・・・。」
ストイフ
「あ、もしもしリヴォルー?」
ジルディアス
「連絡がついたようだな。」
ストイフ
「こっちの声は聞こえてんだろ?なんで黙ってるんだよ?」
ミエニア
「連絡手段ケータイって・・・なんだろうこの気持ち・・・?」
リビィ
「・・・恋?」
ミエニア
「絶対違う。」
ストイフ
「え?誰もいないのに一人で喋ってたら完全に変な人になる?」
ジルディアス
「確かに、それはイタイな。」
ストイフ
「えー?いいじゃんイタイ人になろうぜー?その方が面白いし。」
ミエニア
「ただの嫌がらせじゃん!?」
ミエニア
「えと・・・無理に喋ってもらわなくてもいいんじゃないかな。」
ストイフ
「そう?面白いのに・・・。」
ストイフ
「・・・分かった。ミエニアに感謝しとけよ?・・・ああ。じゃあな。」
ミエニア
「リヴォルさん何か言ってた?」
ストイフ
「ん?ああ。“近い内にこっちにも顔出せるよう頑張ります。”だって。」
ミエニア
「へえ、それは楽しみだね。」
リビィ
「まあ、頑張るのは彼じゃないけど。」
ストイフ
「とりあえず今年中は無理だろうな。」
ミエニア
「・・・え?」
2012-12-19 23:31
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